既設ライニングの補修
Existing lining

ライニングは、年月の経過に伴い摩耗や損傷のため全面貼替・部分補修の必要が出てきます。 しかし全面補修は、高額な費用と長い工期が必要であり予算的に容易には行えません。 このような時、全面貼替より安価かつ短期間でできるのが補修ライニングです。 劣化したライニングの補強する事で、当面必要な耐蝕性を保持することができます。 (この間に全面貼替の予算申請をしてください。) ライニングの種類や条件により補修方法は異なりますが、代表的なものは下記の3種類となります。

フレーク及びFRPによる補修

  • [1]既設ゴムの処理・・不具合箇所を除去
  • [2]下地処理・・・・・グラインンダー等で金属面の錆・スケール等除去及び既設ゴム面の研磨
  • [3]プライマーの塗布
  • [4]フレークの充填
  • [5]フレークの塗布
  • [6]FRPライニング
  • [7]トップコートの塗布
  • [8]立会い検査

※既設ゴムが硬質ゴムライニング時のみ可能です。

フレークのみによる補修

  • [1]既設ゴムの処理
  • [2]下地処理
  • [3]プライマーの塗布
  • [4]フレーク充填・塗布
  • [5]立会い検査

※既設ゴムが硬質ゴムライニング時のみ可能です。

自然加硫型ゴム及び加硫型ゴムによる補修

  • [1]既設ゴムの処理
  • [2]下地処理
  • [3]プライマーの塗布
  • [4]自然加硫ゴム又は加硫ゴムによる成型
  • [5]立会い検査

※補修対象物の状態により補修不可能な場合が有ります。

  • ※弊社での洗浄・乾燥業務は別途料金が発生致します。
  • ※お客様との洗浄・乾燥業務請負契約無き場合、洗浄・乾燥はお客様にて御願い致します。
  • ※補修箇所は一時的な応急処置ですので、保証外とさせていただきます。
  • ※補修対象物既設ゴムの状態により、補修が不可能な場合が有ります。
  • ※補修は、その補修対象物の性能・機能等を保障するものではありません。
  • ※補修後は、必ずお客様の立会い検査を御願いします。